運営
発起人・編集長 星 僚太朗 (有限会社ディレクションズ)
【発起人からごあいさつ】
はじめまして。
「イイコト図鑑」発起人の星 僚太朗です。
私がこのプロジェクトを始めるに至った経緯や想いをお伝えします。
私が社会活動に興味を持ったのは、今からおよそ10年前の2004年、32歳の頃です。その年は、人生の転機とも言える結婚があり、新たな視点で社会を見る目が養われたのだと思います。
学生~社会人時代、社会活動やNPOに接する機会は周りに溢れていたはずですが、よほど関心がなかったのでしょう、意識することができませんでした。
しかし、結婚、出産、育児と自分のライフステージが変わるにつれて、社会的な課題や地域の取り組みへの関心が高くなり、社会活動にも積極的にかかわるようになりました。例えば、食関連のNPOとの協働や、少子化対策を掲げたNPOの理事としての活動、子どもの夢を応援する社会活動のお手伝い、交通安全MAPにまつわるもの、などなど。
その活動を通して、「世の中には、志の高い方々が、様々な社会活動を行なっているんだ!」というワクワク感がいつも心の中に湧きあがってくるのです。
その一方で、私が素晴らしいと感じているNPO、社会団体、プロジェクト、そのほとんどが一般的に認知されていない、という現実も痛感しました。
寄付やボランティアなど、社会活動への参加を促すことは結構ハードルの高いことですが、まずその社会活動の存在を幅広く知ってもらうだけでも、大きな意義があるはずです。
最初は小さな気づきであっても、その数が増えればいずれ大きな力になります。
人間の五感のうち、外部から受け取る情報の割合は、視覚が80%以上を占めている、と言われています。
その視覚コミュニケーションにおいて、最も社会活動の想いを伝えられるビジュアルが“ロゴマーク”ではないでしょうか。
活動団体の理念をデザインの力で凝縮したロゴマークは、その想いを伝える訴求力はもちろん、シンボルデザインを活かしたわかりやすさ、紙媒体やネットにおける拡散性、PRツールへの活用など、普及活動における多くの利点があります。
社会活動をもっと身近な存在したい。
そのために、最も伝わりやすいようシンプルに表現したい。
イイコト図鑑をひと言で表現するなら、
“最も情報伝達しやすい視覚(ロゴマーク)を活用した、社会活動の普及”
となります。
子どもから年配者まで、これらの小さな気づきを増やし、社会活動をもっと身近に感じられる社会になれば、自発的なアクションによって、確実に社会はより良い方向に進むでしょう。
愛のあるシンプルな仕組みが、より良い社会を実現することを願って。
2013年8月
イイコト図鑑 発起人
星 僚太朗